暴落を見る
今週の日経平均はなかなか凄まじいものがありました。
自分も投資して10年ぐらい経ちますが、コロナショック以来の暴落でしょうか。
8月5日には日経平均4,451.28の下げ。
メディアではブッラクマンデー以来の急落とまぁ色々とやってました。
自分はこの日は到着明けだったので、相場を適当に見てました。
今日も落ちてるなぁと昼前(前場)までと思い、しかしこの時は少し下げ止まったかなと感じ。
しかし昼過ぎの後場が始まると一気に急転、下がり始め見たことのない急落で終わりまでずっと下がり続けていました。
昼前だと日経平均1000円ぐらいの下げでしたが、終わってみれば4000円以上の下げ。
なんか歴史的瞬間を見たな。
売りが売るを読んでパニック売りしてるなぁといった印象。
どうなんでしょうかね?新NISA民とか投資初心者が投げ売りしてんのかな。
さて、この時自分は何していたかというと、暴落した個別株を吟味していました。
つまり追加購入です。
自分の投資スタイルはキャピタルゲイン(株価の値上がり益)を狙うスタイルではなく、インカムゲイン(配当金や優待品)を狙うスタイルなので、株価の下落はあまり意識していません。
逆にチャンス相場と。
しかし、やはり暴落相場に購入するのはリスクもあるので、少しだけ購入。
今思えばもう少し購入しておきばよかったけど、これはまぁしょうがない。
(結果、翌日は急騰です)
メディアやらSNSやらの煽り
ここでわらわら湧いて出てくるのはインフルエンサーやらメディアによる暴落煽り。
なんとまぁ不安を煽るニュースがここぞとばかりに。
多分投資初心者はこれからどうしたらいいのか分からないのでこういったニュースを見て、鵜呑みにしてしまうんだろう。
そして、インフルエンサー連中は再生数を稼ぐのである。
日経が暴騰したより暴落といった不安を煽った方が再生数が稼げるのである。
ここで、なんか「政府に騙された」とか「ゆ⚪︎こりんが正しかった」とか言っている連中は投資に向いていない。
それと暴落した日に証券会社のコールセンターに多数の問い合わせが殺到したみたいです。「運用内容を変えるべきか」や「相場の回復はいつになるのか」など。
最初この記事を見た時「ネタか?」と思いましたね(笑)
「運用内容を変えるべきか」:優良の投資ファンド(S &P500やオールカントリーなど)は長期でみれば右肩上がりなので変える必要無いし、そもそもが長期積立分散。少なくとも10年は保有、新NISA始まってから半年ぐらいしか経ってないし。逆に下がったのなら同じ金額で多く購入できる(ドルコスト平均法)。
「相場の回復はいつになるのか」:そんなの分かる訳ないし。分かるなら証券会社でコールセンターなんてやってない(笑)
もし自分が証券マンでこういった問い合わせがあったらこう答えますね。
「運用商品変えるべきですね」と。
それは何故か。だってそうした方が顧客から購入手数料取れるし。
証券会社からみたら運用商品をコロコロ変えてくれた方が購入手数料がとれるので。
まぁそんな事で、こんな問い合わせをしている時点で情弱、マネーリテラシーが低い。
実際に詐欺まがいの投資商品に手を出してしまうのだろう。
他人の言葉を鵜呑みにせず、自分の頭で考えたうえで投資をすべきだと思う。
新NISAの損切りという謎ワード
それは損切りと言わず「パニック売り」、「狼狽売り」というのでは。
これでは新NISAのメリットを全く活かせない。
NISAとは値上がり益や配当金にかかる税金がかからなくなるという制度。
つまり、株価が下がって含み損をかかえながら売っても損益通算できないので全くメリットがない。
含み益が出ている時に売らず、損が出たら売る?一体何がしたかったのだろうか。
信用取引をやっているなら損切りは分かる。しかし新NISAでは信用取引はできないはずなので。
我の投資スタイル
前にも述べたが自分の投資スタイルは配当金などインカムゲインを狙った投資。
爆発的な資産増額が望めないが、失敗も少ない投資スタイルだと思っています。
優良な高配当株を新NISA枠で購入すれば、配当金が非課税で享受できるのである。ここで株価の値上がり値下がりはあまり気にしていない。
それと同時に含み益とか含み損もあまり気にしてないです。
株価の暴落は、ある意味バーゲンセール。上がりすぎて購入しづらかった株が割安で購入できるのである。
株を購入して配当金を得る。そしてその配当金を使ってまた株を購入する。こうやって配当金を出すいわゆる「マネーマシン」を組み立てるイメージです。
まるでプラモデルを組み立てているみたいで楽しい。
こうやって自分専用のマネーマシンを作っています。
こんな感じでやっていれば一種の暴落なぞどうでもいいのである。
もちろん投資なので絶対はないですが、失敗は少ない投資方法かなぁと思っています。
含み益含み損の増減は気にせず、貰うことのできる配当金額だけを見ています。
含み益含み損は耐えず増減を繰り返しますが、貰える配当金は株式を購入していけは、基本増える一方で減ることは無いのです。
もちろん減配など配当金が減ることはありますが、なので分散して多くの株式を購入してリスクを減らしています。
今回の暴落で自分の含み益もだいぶ減らされましたが(それこそ給料1年分ぐらいは)、気にせず投資は続けていきます。
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