温かみのある木調外壁とモダンな黒の外装が特徴の、落ち着いた雰囲気の一軒家フレンチレストラン「ボン・ヴェール(Bon Vert)」、今日は1ヶ月ぶりのランチに行ってきました。

本日のコース一覧。
Cセットの鶏モモ肉のフォレスティエールが美味しそうだったので今日はこちらを注文。
フォレスティエールとはフランス語で「森の」という意味を持つ料理だそうです。きのこ類を豊富に使ったソースや具材が特徴で、肉料理や魚料理、卵料理など様々な料理に用いられます。素朴ながらも深い味わいが魅力との事。
今日のは長野県産のキノコ(栗茸、しめじ、あいしめじ、くりたけなど)を使用した料理になります。
まずはオードブルから

大きめのプレートに色とりどりの前菜がバランスよく盛り付けられ、見た瞬間に「おお…!」と声が出てしまう華やかさがあります。メイン料理??と思わせるほどのボリュームもあります。
写真の右半分を彩るのは、丁寧にスライスされたハムやサラダ。
しっとりとした食感に、旨味と塩気のバランスが絶妙で、上からふんわりとかけられたチーズとソースが味を引き立てます。ワインが欲しくなる味わいです。
その他にスモークサーモン、チキンのガランティーヌ、グラタンが彩り豊かに盛り付けてありました。
味もさることながら、見た目でも楽しめてもらいました。
食べ終わってしばらくしたらメインの料理が提供されました。

ランチのメインに登場したのは、鶏モモ肉のフォレスティエール。
「フォレスティエール(forestière)」とは“森風”という意味で、
その名の通り、たっぷりのきのこや香草、ベーコンの旨味が重なり合う、秋冬のフレンチを象徴する温かい料理です。
しめじやエリンギ、えのきなど数種のきのこが使われており、ソテーの香ばしさと煮込みの旨味が絶妙に絡み合っています。
フォークを入れると、鶏モモ肉はほろりと崩れるほど柔らか。
表面は香ばしく、中はしっとり。
ソースの濃厚な旨味をしっかり吸い込みながらも、鶏肉の味わいが主役として立っています。
横に添えられた自家製のカンパーニュ。
外はパリッと香ばしく、中はもっちり。
このパンでソースを最後の一滴まで味わう瞬間が、まさに至福です。
最後のデザートは自家製モンブラン。

しっかりと食事を楽しんだ後でも、思わず「別腹」と言いたくなるような、軽やかな味わいが魅力のデザートです。
しっとりとした生地とふわりと軽いマロンムースが絶妙なバランスで仕上げられていました。甘さ控えめなのがうれしい。
🍽️ この内容で2,000円!?と驚くクオリティ
コースの内容は次の3皿構成+珈琲、紅茶は飲み放題:
1️⃣ 色鮮やかで豪華なオードブルプレート
2️⃣ 旨味が凝縮した鶏モモ肉のフォレスティエール
3️⃣ 食後に嬉しい自家製モンブラン
どれも一切の妥協を感じさせない丁寧な仕上がり。
特に前菜は、レストランの顔ともいえる繊細な盛り付けと、味の構成力に感動します。
まさに“この価格で本格フレンチを体験できる奇跡”です。
近場に寄った時は是非とも!!
ただし、主人1人で仕切ってので、ランチ時間でも満席時は入店できない事も。
確実なのは事前に予約または確認して行くのが良いかと思います。
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