「投資を始めたいけど、なんだか難しそう…」
「できれば、毎年お金がもらえる投資がいい」
そんな人に人気なのが 高配当株です。
この記事では、高配当株の基本を順番に・やさしく説明します。
目次
そもそも株ってなに?
株とは、会社のオーナーの一部になる証明書のようなものです。
- 株を買う
→ その会社を応援する
→ 会社が利益を出す
→ 株主にお金が分けられる
この「分けられるお金」が 配当金 です。
配当金とは?【働かなくてももらえるお金】
配当金とは、
会社が儲かったときに、株主に配るお金のことです。
- 株を持っているだけ
- 毎年1回または2回もらえることが多い
👉 アルバイトをしなくても、自動で入ってくるお金と考えるとわかりやすいです。
高配当株とは?【配当が多い株】
高配当株とは、
配当金がたくさんもらえる株のことです。
その目安になるのが「配当利回り」です。
配当利回りってなに?
配当利回りとは、
「株価に対して、どれくらい配当がもらえるか」を表す数字です。
かんたん計算例
- 株価:10万円
- 1年間の配当金:4,000円
4,000 ÷ 100,000 × 100 = 4%
👉 配当利回り3〜5%くらいの株を、一般的に高配当株と呼びます。
なぜ高配当株は初心者に向いているの?
理由① 毎年お金がもらえて実感しやすい
値上がり益は分かりにくいですが、配当金は 実際に口座に入るので実感しやすい です。
理由② 株価を毎日見なくていい
短期売買と違い、長く持つ前提なので気持ちが楽です。
理由③ 少額から始められる
2025年12月現在、多くの高配当株は 数万円〜 購入可能です。
高配当株のいいところ(メリット)
- 株を持っているだけで配当金がもらえる
- 長期投資に向いている
- 老後資金・将来のお金づくりに使える
- 投資初心者でも仕組みがわかりやすい
高配当株の気をつけるところ(デメリット)
注意① 配当はずっと同じとは限らない
会社の業績が悪くなると、
- 配当が減る(減配)
- 配当がゼロ(無配)
になることがあります。
注意② 配当が高すぎる株は危険なことも
配当利回りが 7%・8%以上 の株は要注意。
👉 株価が大きく下がっているだけ、という場合もあります。
初心者向け|高配当株の選び方【かんたん】
ポイント① 配当利回りは3〜5%くらい
高すぎないのが安心です。
ポイント② 長く配当を出している会社を選ぶ
- 毎年配当を出している
- 急に減らしていない
ポイント③ 1社に全部かけない
- 複数の会社に分けて買う
→ リスクを減らせます。
高配当株はこんな人におすすめ
- 投資が初めての人
- コツコツ増やしたい人
- 将来のお金が不安な人
- 毎年の配当金を楽しみにしたい人
2025年12月時点で知っておきたいポイント
- 配当金には税金がかかる(約20%)
- 新NISAを使えば配当金も非課税
- 少額・長期・分散が基本
まとめ|高配当株は「やさしい投資の第一歩」
高配当株は、
✔ 仕組みがシンプル
✔ 配当金が目に見える
✔ 初心者でも始めやすい
という理由から、投資の最初の一歩にぴったりです。
まずは
「少額で1社」
「配当をもらう体験」
から始めてみましょう。

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