米国債券ETF「BND」とは?
BNDは、Vanguard(バンガード)が運用する米国債券ETFで、正式名称はVanguard Total Bond Market ETFです。
米国の投資適格債券市場全体に分散投資できるETFで、
- 米国国債
- 政府機関債
- 投資適格社債
- 住宅ローン担保証券(MBS)
などを幅広く組み入れています。
1本で米国債券市場全体に投資できる「王道の債券ETF」です。
私も200株保有していますが、今後も増やしていく予定です。
BNDの基本データ(2025年時点)
- ティッカー:BND
- 運用会社:Vanguard
- 経費率:0.03%
- 分配金:毎月分配
- 投資対象:米ドル建て投資適格債券
- 為替リスク:あり(円建て投資家の場合)
2025年のBNDの利回りと魅力
2025年時点のBNDは、
年率3%台後半〜4%前後の分配金利回りが期待できる水準にあります。
株式ETFのような大きな値上がり益は狙えませんが、
- 比較的安定した値動き
- 定期的な分配金収入
- 株式と異なる値動き
といった特徴があり、ポートフォリオの安定化に役立つETFです。
BNDのメリット
① 米国債券市場全体に分散投資できる
数千本規模の債券に分散されており、個別債券よりリスクが低い。
② 業界トップクラスの低コスト
経費率0.03%は長期投資において大きな強み。
③ 毎月分配金が受け取れる
インカム重視の投資家にも向いています。
BNDのデメリット・注意点
① 金利上場局面では価格が下落しやすい
債券ETFである以上、金利が上がる局面では価格が下落します。
短期的な値動きを気にする人には向きません。
② 株式ETFほどの高いリターンは期待できない
BNDは「守り」の資産です。
資産を大きく増やす目的には不向きです。
③ 為替リスクがある
日本円で生活する投資家は、ドル円相場の影響を受けます。
④ 米国の税金と日本の課税(NISA含む)に注意が必要
BNDは米国ETFのため、税金の仕組みを理解せずに買うと不利になる可能性があります。
米国での課税(必ず発生)
BNDの分配金には、
米国で10%の源泉徴収税が自動的にかかります。
- 日本の課税口座でも
- NISA口座でも
👉 この10%は必ず引かれます。
日本の課税口座の場合(特定口座・一般口座)
日本の課税口座では、分配金に対して日本の税金(約20%)もかかります。
そのままにすると
👉 米国10%+日本約20%=約30%の二重課税になります。
ただし、確定申告で外国税額控除を行えば、
米国で支払った10%分を日本の税金から差し引くことができ、
実質的な税負担は約20%に抑えられます。
NISA口座の場合
NISA(成長投資枠)でBNDを保有すると、
- 日本の税金:完全非課税
- 米国税10%:非課税にならない
という扱いになります。
外国税額控除は使えないため、
👉 米国税10%が最終的な税負担です。
税金の比較まとめ
| 保有方法 | 米国税 | 日本税 | 実質税負担 |
|---|---|---|---|
| 課税口座(申告なし) | 10% | 約20% | 約30% |
| 課税口座(外国税額控除あり) | 実質0% | 約20% | 約20% |
| NISA口座 | 10% | 0% | 10% |
2025年にBNDはどんな人に向いている?
- 株式中心のポートフォリオを安定させたい人
- 分配金収入を重視する人
- 老後資金・守りの資産を考え始めた人
- 債券投資をシンプルに始めたい人
まとめ:BNDは2025年も「守りの定番ETF」
BNDは、
派手さはないものの、完成度が非常に高い債券ETFです。
2025年のように先行きが読みにくい相場では、
BNDを組み入れることでポートフォリオ全体のブレを抑える効果が期待できます。
ただし、
税金(特に米国税とNISAの扱い)を理解した上で保有することが重要です。
※米国株(ETF含め)全てに言えることですが…

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