株式投資をしていると、毎年届く株主総会招集通知。
多くの投資家は配当金や株主優待に注目しますが、実は「議決権を行使するだけ」でQUOカードやデジタルギフトがもらえる企業があります。
証券会社や優待サイトの株主優待一覧には掲載されていないことも多く、個人投資家の間では「隠れ優待」と呼ばれることもあります。
今回は2026年の株主総会で確認できた事例を紹介します。
大和証券グループ本社(8601)

議決権行使でQUOカード500円分
大和証券グループ本社では、第89回定時株主総会において、議案への賛否にかかわらず、議決権を行使した株主全員にQUOカード500円分を進呈すると案内されています。
内容
- QUOカード500円分
- 対象:議決権を行使した株主
- 発送予定:2026年8月以降
行使方法
- インターネット
- 郵送
- 株主総会出席
いずれの方法でも対象となります。
大和証券は以前から議決権行使者へのQUOカード進呈を実施している印象があり、個人投資家の間では比較的知られた存在です。
もちろん毎年保証されるものではありませんが、議決権行使促進策として定着しているように感じます。
MS&ADインシュアランスグループホールディングス(8725)

議決権行使で500ポイントまたはQUOカード
MS&ADでは、議決権を行使した株主に対してギフトを進呈しています。
スマートフォンで議決権行使した場合
- giftee Box
- 500ポイント進呈
パソコン・郵送・株主総会出席の場合
- QUOカード500円分
注目ポイント
今回の案内を見る限り、MS&ADはスマートフォンによる議決権行使を推進しているようです。
スマホで行使するとデジタルギフトが受け取れる仕組みになっており、ペーパーレス化やデジタル化を意識した取り組みとも考えられます。
一方で、MS&ADについては過去に継続的に実施していた印象があまりなく、今回新たに導入された可能性もあります。
来年以降も継続されるかどうかは現時点では分かりません。
「議決権行使優待」は実は増えている
最近は株主優待の新設よりも、議決権行使を促す目的でQUOカードやデジタルギフトを配布する企業が増えている印象があります。
企業側のメリットとしては、
- 議決権行使率向上
- 株主とのコミュニケーション強化
- 電子投票の普及
- ペーパーレス化推進
などが挙げられます。
株主側も数分の手続きで500円相当の特典を受け取れるため、双方にメリットがあります。
株主優待との違い
議決権行使で受け取るプレゼントには次のような特徴があります。
- 株主優待として公表されていない場合が多い
- 優待情報サイトに掲載されないこともある
- 毎年実施される保証はない
- 内容変更や廃止の可能性がある
- 招集通知を確認しないと気付きにくい
そのため、保有銘柄の招集通知はしっかり確認しておきたいところです。
まとめ
2026年に確認できた議決権行使特典は以下のとおりです。
| 銘柄 | 特典 |
|---|---|
| 大和証券グループ本社(8601) | QUOカード500円分 |
| MS&ADインシュアランスグループHD(8725) | giftee Box 500ポイント または QUOカード500円分 |
株主優待や配当金だけでなく、議決権行使によるプレゼントも見逃せない株主還元策です。
特に大和証券のように継続的に実施している企業もあれば、MS&ADのように今回初めて確認できたケースもあります。
株主優待一覧には載っていなくても、招集通知の中にお宝情報が隠れていることがあります。
今年届いた招集通知も、議決権行使の案内までしっかりチェックしてみてはいかがでしょうか。
投資家メモ
私は毎年、株主総会招集通知が届いたら議決権行使特典の有無を確認しています。
500円分でも保有銘柄が増えると意外と大きな金額になります。
配当金や株主優待だけでなく、「議決権行使優待」も個人投資家にとっては楽しみの一つですね。

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