本日の東京市場まとめ
2026年7月9日の東京株式市場は、日経平均株価が前日比924円高(+1.38%)の67,743円と大幅反発しました。
前日の米国市場では、ハイテク株を中心に買いが入り、日本市場でもAI・半導体関連銘柄への買い戻しが相場をけん引しました。
取引開始後から買いが優勢となり、前場には一時1,628円高まで上昇。その後は利益確定売りから上げ幅を縮小しましたが、終日プラス圏を維持し、底堅い展開となりました。
一方で、中東情勢への警戒感や長期金利の上昇によるインフレ懸念は引き続き相場の重荷となっています。
本日の主要指数
| 指数 | 終値 | 前日比 |
|---|---|---|
| 日経平均 | 67,743円 | +924円(+1.38%) |
| TOPIX | 4,020ポイント | +13ポイント |
| 東証グロース250 | 715ポイント | +4ポイント |
本日の注目銘柄
📈 キオクシアホールディングス(285A)【+8.3%】
米投資ファンドのベインキャピタルが保有株をすべて売却したと報じられ、今後の株式需給悪化懸念が後退。買い安心感から大幅反発となりました。
ポイント
- 売り圧力への懸念が後退
- 半導体関連株への買い戻しも追い風
📉 三菱マテリアル(5711)【-6.9%】
約700億円のユーロ円建て転換社債(CB)発行を発表。
将来的な株式の希薄化や需給悪化が意識され、大幅続落となりました。
ポイント
- CB発行による希薄化懸念
- 調達資金は金属リサイクル事業へ投資予定
📈 JX金属(5016)【+5.1%】
国内証券会社が投資判断を**「中立」→「買い」**へ引き上げ、目標株価も4,800円へ上方修正。
証券会社の強気評価を好感し反発しました。
📈 吉野家ホールディングス(9861)【+5.9%】
第1四半期決算で純利益が前年同期比2.4倍となり、市場予想を上回る好決算を発表。
人気メニューの販売好調が業績を押し上げ、年初来高値を更新しました。
🚀 ispace(9348)【+18.7%】
米スペースXとの月面着陸船事業での連携を発表。
世界的な宇宙企業との協業による成長期待が高まり、ストップ高水準まで急騰しました。
本日の相場ポイント
✅ 日経平均は924円高で反発
✅ AI・半導体関連株への買い戻しが相場をけん引
✅ キオクシアやJX金属など半導体・素材株が堅調
✅ 中東情勢と長期金利上昇への警戒感は継続
✅ 好決算銘柄への資金流入が目立つ展開
明日の注目ポイント
明日は以下の材料に注目です。
- ファーストリテイリング(9983)の決算発表
- セブン&アイ・ホールディングス(3382)の決算発表
- 半導体関連株の買い戻しが続くか
- 中東情勢や米国金利の動向
大型株の決算内容次第では、日経平均が一段高となる可能性もある一方、地政学リスクには引き続き注意が必要です。
まとめ
本日の東京市場は、前日まで大きく売られていたAI・半導体関連株への買い戻しが入り、日経平均は924円高と力強く反発しました。
特にキオクシアホールディングス(+8.3%)やispace(+18.7%)など材料性のある銘柄が大きく上昇。一方で、三菱マテリアル(-6.9%)は転換社債発行による希薄化懸念から売られるなど、個別銘柄で明暗が分かれる一日となりました。
来週以降も国内企業の決算発表が本格化します。決算内容や企業の今後の見通しに注目しながら、個別銘柄の動きをしっかりチェックしていきましょう。

コメント