本日の東京市場まとめ
2026年8月19日の東京株式市場は、前日に続いて厳しい展開となりました。
日経平均は前日比2,134円安の65,326円で取引を終了。下落率は3.2%となり、大幅続落です。
日経平均は648円安の66,812円でスタート。
中東情勢の不透明感に加えて世界的な金利上昇への警戒が強まり、前日の米国市場で主要3指数が揃って下落した流れを引き継ぎました。
前引けは1,736円安の65,724円。
後場に入っても売りは止まらず、13時52分には一時、
65,133円(-2,326円)
まで下落しました。
その後も安値圏で推移し、最終的には2,134円安の65,326円で大引けとなりました。
TOPIXも127ポイント安の4,012ポイントとなり3日続落。
東証グロース250指数も15ポイント安の742ポイントと続落しました。
本日の主要指数
| 指数 | 終値 | 前日比 |
|---|---|---|
| 日経平均 | 65,326円 | -2,134円(約-3.16%) |
| TOPIX | 4,012ポイント | -127ポイント(約-3.07%) |
| 東証グロース250 | 742ポイント | -15ポイント(約-1.98%) |
昨日の日経平均は1,759円安。
そして今日は2,134円安。
わずか2営業日で3,893円下落したことになります。
今回は半導体株だけではなく、金利上昇への警戒から幅広い業種に売りが広がったことが特徴です。
本日の注目銘柄
📉 古河電気工業(5801)【-13.7%】
3,770円をつけ、大幅反落しました。
前日の米国市場では、光ファイバーなどを手掛けるコーニングが7.7%安となるなど、光・電線関連株が大きく下落。
この流れが日本市場にも波及し、古河電工にも売りが膨らみました。
ポイント
- 株価 -13.7%
- 米国の光・電線関連株安が波及
- 相場全体のリスクオフも重荷
📈 エムスリー(2413)【+2.2%】
1,732.5円をつけ反発しました。
アクティビストとして知られるオアシス・マネジメントが、同社株をさらに買い増していたことが判明。
保有比率は、
5.03% → 6.26%
まで上昇しました。
今後の経営改革や資本効率改善への期待から、日経平均が2,000円以上下落する厳しい地合いの中でも逆行高となりました。
📉 鹿島建設(1812)【-3.9%】
4,702円をつけ続落しました。
足元では日銀の追加利上げ観測などから長期金利が上昇。
建設業は金利上昇による利払い負担増加への警戒が強まり、鹿島にも売りが出ました。
ポイント
- 株価 -3.9%
- 長期金利上昇が逆風
- 金利負担増加への警戒
📈 オリンパス(7733)【一時+3.7%】
一時2,194.5円まで上昇し、年初来高値を更新しました。
本日は金利上昇や中東情勢への警戒から幅広い銘柄が売られました。
その中でオリンパスは、景気動向の影響を比較的受けにくいディフェンシブ銘柄として買われました。
日経平均が3%以上下落する中で年初来高値を更新した点は注目です。
📉 オーナンバ(5816)【-12.9%】
1,420円をつけ、大幅続落しました。
カネカからリコール関連費用を巡る損害賠償請求訴訟を大阪地裁に提起されたと発表。
訴訟による今後の業績への影響を警戒した売りが膨らみました。
本日の相場ポイント
✅ 日経平均 -2,134円の65,326円
✅ 下落率は-3.2%
✅ TOPIXも-3.1%
✅ 日経平均は2日間で3,893円下落
✅ 半導体だけでなく幅広いセクターに売り
✅ 世界的な金利上昇が株式市場の重荷に
✅ 古河電工 -13.7%
✅ オーナンバ -12.9%
✅ エムスリーは逆行高の+2.2%
昨日までは半導体株への売りが目立っていましたが、今日はさらに売りが広がりました。
「半導体株の調整」から「市場全体のリスクオフ」へ変化しつつある点には注意が必要です。
2日で約3,900円安…何が起きている?
日経平均は直近まで70,000円目前まで上昇していました。
ところが、
8月18日:-1,759円
8月19日:-2,134円
と2日連続の大幅安。
合計では3,893円の下落です。
大きな要因となっているのが、
①世界的な金利上昇
②中東情勢への警戒
③高PER銘柄への売り
④直近の急上昇に対する利益確定
です。
特に注意したいのが金利です。
金利が上昇すると、将来の成長期待を大きく織り込んでいる高PER銘柄は株価評価が下がりやすくなります。
そのため、AI・半導体などこれまで相場をけん引してきた成長株にとっては逆風となります。
さらに今日はTOPIXも3%以上下落しており、売りが一部の半導体株だけにとどまっていません。
一方で「逆行高」の銘柄も
これだけ地合いが悪い中でも、すべての銘柄が下落しているわけではありません。
エムスリーは+2.2%、オリンパスは一時+3.7%。
エムスリーにはアクティビストによる買い増しという個別材料があり、オリンパスにはディフェンシブ株としての資金流入がありました。
相場全体が荒れている時ほど、
「なぜこの銘柄だけ上がっているのか?」
を見ることで、市場がどこに資金を逃がしているのかが分かりやすくなります。
明日の注目ポイント
最大の焦点は、この急落に対する自律反発が入るかです。
2日間で約3,900円下落しているため、短期的には売られ過ぎを意識した買いが入る可能性があります。
ただし、中東情勢や金利上昇という売り材料そのものが解消されたわけではありません。
今晩はFRBが7月FOMCの議事要旨を公表する予定です。
今後の金融政策についてどのような議論が行われていたのか、金利の先行きを考えるうえで重要な材料になります。
さらに米半導体企業アナログ・デバイセズ(ADI)の決算にも注目です。
明日は、
「自律反発」vs「金利高・リスクオフ」
の攻防になりそうです。
まとめ
8月19日の東京市場は、前日に続いて大幅安となりました。
日経平均:65,326円(-2,134円)
TOPIXも-127ポイント(-3.1%)となり、幅広い銘柄に売りが広がっています。
個別では、
📈 オリンパス 一時+3.7%
📈 エムスリー +2.2%
📉 鹿島建設 -3.9%
📉 オーナンバ -12.9%
📉 古河電工 -13.7%
となりました。
日経平均はわずか2営業日で3,893円安。
70,000円目前まで上昇していた相場が一気に65,000円台まで押し戻されています。
急落後だけに自律反発も期待されますが、世界的な金利上昇と中東情勢への警戒は継続しています。
ここからは焦って値動きを追うのではなく、金利・半導体株・海外市場の動きを確認しながら、相場が落ち着きを取り戻せるかを見ていきたいところです。
※本記事はマネックス証券「東京市場まとめ」を参考に作成しています。
※本記事は特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。

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