本日の東京市場まとめ
2026年7月27日の東京株式市場は、日経平均株価が前日比320円高(+0.50%)の64,931円と反発しました。
朝方は、トランプ米大統領が検討していたイランへの大規模攻撃を当面見送る方針と伝わり、中東情勢の緊張緩和への期待から買いが先行しました。
一方で、半導体関連株の弱さが相場の重しとなり、前場・後場ともにマイナス圏へ沈む場面もありました。しかし終盤にかけて買い戻しが入り、日経平均は320円高で取引を終えました。
TOPIXは反発し、東証プライム市場では約9割の銘柄が上昇するなど、市場全体では底堅さが目立つ一日となりました。
本日の主要指数
| 指数 | 終値 | 前日比 |
|---|---|---|
| 日経平均 | 64,931円 | +320円(+0.50%) |
| TOPIX | 4,066ポイント | +54ポイント |
| 東証グロース250 | 694ポイント | +8ポイント |
本日の注目銘柄
📉 キオクシアホールディングス(285A)【-2.6%】
米国市場で共同開発先のサンディスクやマイクロン・テクノロジーが大幅安となった流れを受け、3営業日続落となりました。
ポイント
- 米メモリー株安が波及
- 半導体関連株への売り継続
- 今後の決算発表に注目
📉 信越化学工業(4063)【-8.3%】
今期は増益見通しを示したものの、市場予想には届かず大幅安となりました。塩化ビニール樹脂事業の回復の遅れも嫌気されました。
ポイント
- 市場予想を下回る業績見通し
- 塩ビ事業の回復遅れ
- AI向けシリコンウエハーは堅調
📈 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)【+1.6%】
日銀金融政策決定会合を前に追加利上げ観測が強まり、銀行株への買いが優勢となりました。株式分割考慮後の上場来高値も更新しています。
ポイント
- 追加利上げ期待
- 銀行株が堅調
- 上場来高値を更新
📈 日本製鉄(5401)【+3.2%】
米鉄鋼大手クリーブランド・クリフの好決算を受け、鉄鋼業界の事業環境改善への期待から10営業日続伸となりました。
ポイント
- 米鉄鋼業界の好調を好感
- 10営業日続伸
- 鉄鋼株に買い
📈 ブルドックソース(2804)【+0.9%】
約6.8億円規模の自社株買いを発表し、需給改善への期待から4営業日続伸となりました。
ポイント
- 自社株買いを発表
- 株主還元を評価
- 需給改善期待
本日の相場ポイント
✅ 日経平均は320円高で反発
✅ 中東情勢への過度な警戒が後退
✅ 半導体関連株は引き続き軟調
✅ 東証プライム市場は約9割の銘柄が上昇
✅ 銀行・鉄鋼株など景気敏感株が堅調
明日の注目ポイント
明日は国内企業の決算発表が相次ぎます。
主な注目企業
- キヤノン(7751)
- コーエーテクモホールディングス(3635)
- ヒューリック(3003)
- 日本取引所グループ(8697)
また、今週はFOMCと日銀金融政策決定会合を控えており、金融政策や企業決算が相場の方向性を左右する重要な週となりそうです。
まとめ
本日の東京市場は、中東情勢への過度な警戒感が和らいだことを背景に、日経平均は320円高で反発しました。
一方で、キオクシアホールディングス(-2.6%)や信越化学工業(-8.3%)など半導体関連株は軟調な動きが続きました。その反面、三菱UFJフィナンシャル・グループ(+1.6%)や日本製鉄(+3.2%)など銀行・鉄鋼株には買いが入り、相場を支えました。
今週は国内企業の決算発表に加え、FOMCや日銀金融政策決定会合など重要イベントが続きます。企業業績と金融政策の両面から、相場の方向性を見極める一週間となりそうです。

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